この記事はこんな悩みを持ってる人に役立つかも✨
目次
親の期待に応えられない罪悪感
みなさんは親の期待に応えられていると感じていますか?
「有名大学に入ってほしい」
「大手の会社に入社してほしい」
「良いパートナーを見つけて、結婚してほしい」
「子どもを産んでほしい」
「自分が信じる宗教を信じてほしい」
(アメリカではクリスチャンが多いので、あるあるです)
こんな期待をかけてくる親も少なくないようです。
親を幸せにしたい気持ちがあればあるほど、
親の期待に応えられない罪悪感って、辛いんじゃないでしょうか💦
今回は、親の期待に応えられない罪悪感を手放す方法についてシェアしていきます。
罪悪感を手放すステップ1は、親を理解するところから始まります。
ということで、
まずは親が子どもに過度に期待してしまう理由を説明してみます。
心配する愛、信頼する愛
しかし、親の過度な期待が子どもを傷つけることもあります。
それは、親の心配する愛が行き過ぎる時。
愛はざっくり分けると、2種類あります。
💚 心配する愛
「この子は大丈夫かな?」と心配し、アドバイスや手助けをしたりする愛
💚 信頼する愛
「この子なら乗り越えられる!」と子どもの能力を信じ、干渉せずに見守る愛
で、この心配する愛がクセモノなんですね😢
心配する愛は行き過ぎると、子どもを傷つけるからです。
心配する愛が行き過ぎると、親は子どもをコントロールしようとします。
自分の幸せのカタチを子どもに押し付けてしまうんです。
自分の価値観の中で考えがちなのが人間
基本的に、人間は自分が幸せに感じていることは、他人も幸せを感じるだろうと思いがちです。
有名大学を卒業した人は、自分が有名大学を出て幸せになれたから、他の人も有名大学を出たほうが幸せになれると思いがち。
結婚している人は、自分が結婚で幸せになれたから、他の人も結婚したほうが幸せになれると思いがち。
子どもがいる人は、自分が子育てで幸せになれたから、他の人も子どもを持ったほうが幸せになれると思いがち。
自分の中の価値観で考えちゃうのが人間なので、このように思う傾向があるのは自然なこと。
でも日頃から様々な背景を持った人たちと交流を持ったり、
自分とは違う価値観を教えてくれる動画を見たり、本を読んだりしている人たちは、
幸せのカタチは人それぞれだと気付けます。
気付けていない人は、
自分の考えだけが正しいと思っているか、
同じ価値観を持った人たちからしか情報を得ていない人です。
キツイ言い方ですが🙇♀️、視野が狭い人たちです。
幸せのカタチは十人十色
Photo by Soraya Irvingon Unsplash
幸せってほんとーーーーーーーうに、人それぞれ。
十人十色。
ある人には幸せに感じることが、ある人には不幸せに感じる。
そんなことがフツーにあるくらい、様々な人が生きているのがこの世界です🌎
で、さらに今の世の中では多様化がどんどん進んでいます。
意識して、人は多種多様だという情報を取り入れないと、視野が狭い人間になってしまうんです。
自分の幸せのカタチを子どもに押し付ける親
Photo by Priscilla Du Preezon Unsplash
親は子どもに幸せになってほしいと思うあまりに、自分がして幸せになれたことを子どもにもしてほしいと思っちゃう。
そうすれば子どもは幸せになれる!って信じているから。
親が体現してきた幸せのカタチは●なのに、
子どもがほしがっている幸せのカタチが★だと、幸せになれないんじゃないかって心配しちゃう。
心配する愛を与えるのが正しいと思い込んでいる親は、子どもの幸せのカタチ★を認めない。
でも実は、その心配する愛が子どもを物凄く苦しめていることに気付いてない。
(子どもに過度に期待することは、プチ虐待だと書いている記事もありました💦)
親の期待に応えたいのが子どもだから、子どもは親の期待通りに生きれないと、とてつもなく罪悪感を感じる。
その期待に応えれなかった子どもは、親が亡くなった後の何十年もその罪悪感を背負って生きなきゃいけないかもしれない。
親にありのままの自分を認めてもらえない悲しさは、とても大きい。
いつも自分が欠けているかのように感じるかもしれない。
自己肯定感が下がってしまうかもしれない。
心配する親。
親は子どもに幸せになってほしいから、
心配して「こうしなさい」って言ってるのですが、自分のその行為が子どもを不幸にしていることに気付いてない。
親を心配させていることに罪悪感を感じる子ども。
期待に応えたいけど、自分の心の声に正直に生きると親の期待には応えられない。
親の意見を取るか?自分の心の声に耳を傾けるのか?
その狭間で悩む子ども。
お互い愛し合っている親子なのに、「心配する愛」がゆえにお互いに不幸になっているわけです。
もどかしいし、もったいないですね。
子どもが親に求めていることは
Photo by Liana Mikahon Unsplash
きっと親は、
子どもが大人になっても色々と世話を焼いてくれると思います。
ご飯を作ってくれたり、プレゼントしたり、野菜を送ってくれたり。
全ては子どもを喜ばすため、愛したいからしていることです。
でも、子どもの本音は…
「そんなことより、私が愛されていると感じるのは、私を信じてもらうことだよ。」
「私が望んでいる幸せも含めて、ありのままの私を認めてよ!!!」
なんですよねー。
存在そのままの自分を認めてほしいですよね。
これはご飯を作ってもらうことよりも、子どもが一万倍くらい求めているものです。
存在そのままの自分を認めるってことは、自分の幸せのカタチを認めてもらうことです。
子どもに過度な期待をする親が必要なこと
ここで子どもに期待を過度に押し付けて、子どもを不幸せにしてしまう親が必要だろうことを第三者目線で考えてみました。
私の親は何でも自由にさせてくれるタイプです。
なので、うちの親と子どもに期待を押し付ける親の違いは何だろうとも考えてみました。
偉そうですみません🙇♀️ (私は基本的に親になって子どもを育ててる人たちを超尊敬してます!)でも冷静に考えた結果、この結論にたどり着きました。
私は子どもはいないですが、旦那さんに接する時に気をつけようという自戒を込めて書きました。
- 1. 期待の押し付けが子どもを苦しめていることを知る
-
プチ虐待くらいのことをしている自覚を持つ。
子どもは自然と親を喜ばせようと思うもの。
親を喜ばせられない自分への罪悪感はハンパないと知る。親が死んだあとも、自分の期待が呪いのように子どもを苦しめるかもしれないことを知る。 - 2. 視野を広げる
-
今までの自分と関わってきた人たちとは違う価値観を持った人たちと関わる。
様々なジャンルの本を読んだり、動画を見て、幸せのカタチは人それぞれだと知る。 - 3. 自分の考えが絶対的に正しいと思い込まない謙虚さを持つ
- 視野を広げると、正解は1つだけじゃないと理解できて自然と謙虚になる。
- 4. 心配する愛ではなく、信頼する愛を増やす
-
子どもを1人の人間としてリスペクトする
。
子どもは自分で幸せになる力がある素晴らしい存在だと考える 。
親が導かなくてはいけない、無力で無知な存在だと思わない。 - 5. 親から見て「失敗しそうだな」と思っても、あえて子どもに失敗を体験させる
-
自分で決断し、失敗する経験が子どもを成長させる。
子どもは失敗を乗り越えられる力があると信じる。 - 6. 課題の分離をする (嫌われる勇気より)
-
子どもの人生に介入しない。
親の課題と子どもの課題を分離する。
分離する方法は「この決断で最終的に責任を負うのは誰か?」と自問する。 - 7. 時代が変わっていることを受け入れる柔軟性を持つ
- 子どもが生きている時代は、親の育ってきた時代とは全く違うことを受け入れる。
- 8. 口で言うんじゃなくて、自分が見本になって幸せになる
-
子どもに親が思うような人生を生きて幸せになってほしいなら、口で言うよりも親が幸せな人生を体現するほうが圧倒的に効果的。
-
- 結婚してほしいなら、自分が幸せに結婚している姿を見せる- 勉強してほしいなら、自分が楽しく勉強している姿を見せる- 子どもを産んでほしいなら、自分が幸せに子育てしている姿を見せる- 才能を伸ばしてほしいなら、自分が情熱を持って才能を伸ばしている姿を見せる→子どもに良い人生を歩んでほしいなら、親が見本になるしかないこうした姿を見せていたら、子どもは自然と親をリスペクトして親のようになりたい!と思うはず。こうした姿を見せていても、子どもが親のようになりたくないなら、それは子どもと親の幸せのカタチが違うってだけ。
柔軟に違いを受け入れるしかない。
親の期待に応えられない罪悪感に苦しむ子どもに必要なこと
色々と親に必要なことを書きましたが、親に変わってほしいと願うと逆に苦しくなっちゃいます。
基本的に、「人は変われない。変われるのは自分だけ。」というスタンスで生きたほうが楽です。
ということで、子どもが必要なことがこちらです↓
- 1. 心の声に従って人生を歩むことが絶対的な正解だと知る
-
人生が終わる時に、「親の言う通りにして幸せだったな〜」と思うか、「自分の心の声に従って幸せだったな〜」と思うのか。
本当に満足する人生を送る方法は、自分の心しか知らない。 - 2. 親が期待を押し付けてしまう心の仕組みをを理解する
- 理解すれば許せることも多い。
- 3. 親は完璧じゃない、成長途中である同じ人間だと受け入れる
- 親も間違う。間違っている可能性のある親の意見を鵜呑みにしない。
- 4. 親の期待がどれだけ自分を苦しめているかを親に伝える
-
この時はYOUメッセージじゃなくて、Iメッセージを使う。
理解してもらえなくても、伝えれば自分の心が楽になるはず。
IメッセージとYOUメッセージについてはこの記事をどうぞ↓
- 5. 課題の分離をする (嫌われる勇気より)
-
この場合、親の課題は子どもを信じること
。子どもの課題は自分特有の幸せのカタチを実現して、幸せな人生を歩むこと。
- 6. 親の期待に応えないことで、親に成長する機会を与えていると知る
-
自分がガマンして心を殺して親の期待に応えたら、親が成長するチャンスを奪うことになる
。
→結局、親のためにならない - 7. 親を幸せにする義務はないと知る
- 自分を幸せにできるのは自分だけ。
- 8. 親に自分の幸せのカタチを理解してもらうように工夫する
-
日頃から、親の視野が広がる動画や本などをシェアする。
時代に沿った考えを教えてあげる。
子どもも親を育てる必要があることを知る。 - 9. 親は最終的に自分の幸せの責任を取れないと知る
- 嫌なのに良い大学に行っても、結婚しても、子どもを産んでも、親は先に死んで結局自分が責任を取ることになる 。
- 10. 親の過度な期待は心配する愛がゆえだと知る
-
結局、愛がねじ曲がってしまっただけ。
根本的に親は子どもを愛している。 - 11. 親は最終的に自分に幸せになってほしいだけだと知る
-
だから罪悪感は手放してOK。
自分が心から望む幸せのカタチを、思う存分追いかけていいんだと自分に許可する。 - 12. 自分で自分の1番の応援者になる
-
自分を大切にする。愛する。
親に自分の求めている幸せのカタチを理解してもらえないなら、自分で自分自身を理解してあげる。いつでも自分の心の声、心からの望みを尊重してあげる。
自分を大切にする方法など、オススメの記事はこちら↓
人生で起こる困難には全て意味があると、私は思っています。
親の人生に必要なことを学ばせるために、親とは幸せのカタチが違う「自分の思い通りにならない子ども」授かるんじゃないかなと思います。
そして、
子どもの人生に必要なことを学ばせるために、子の幸せのカタチが理解できない親が、親になるんじゃないかなと思います。
子どもが幸せになれるか心配で悩んでいる全ての親の気持ちが楽になるように願ってます💕
親の期待に応えられなくて罪悪感を感じている全ての人の気持ちが楽になるように願ってます💕
この記事のまとめ
- 親の過度な期待は心配する愛がゆえに起こる
- 親の期待に応えられない罪悪感は子どもをとても苦しめる
- 親は幸せのカタチは人それぞれだと理解しよう
- 親は心配する愛よりも信頼する愛を増やそう
- 親も子も課題の分離をしよう
- 子は親が期待を押し付けてしまう仕組みを理解しよう
- 子は自分の心の声に従うことが、絶対的な正解だと知ろう
- 子は自分で自分の1番の応援者になろう
今日も良い1日を過ごせますように✨
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