アメリカ在住ブロガーのサオリ・ジョーンズ(@kimagure_nomad)です。
旦那さんと１年に数ヶ月、きまぐれに海外ノマド生活をしています。
この記事はアメリカのジョージア州郊外からお届けしています。
今回の記事はこんな人にオススメ↓
「あの人はかわいそう」は偏った考え方？ 出来事の二面性を意識して視野を広くしよう
みなさんは最近、「かわいそう」という言葉を誰かに使いましたか？
でもよく考えると…
誰かを「かわいそう」と思うのは、物事の一面しか見てない考え方だということに気付きました！
どうしてかというと、出来事には二面性があるからです。
私たちはよく、
一般的に悪いとされている出来事を不幸なことだと判断します。
例) 離婚、貧乏、事故、病気、意地悪な人に出会う
その一方で、
一般的に良いとされている出来事を幸せなことだと判断します。
例) 夫婦円満、裕福、無事故、健康、優しい人に出会う
でも実は、どんな出来事にも二面性は絶対あるんです。
離婚を経験することのプラス面もあれば、マイナス面もある。
離婚のプラス面は人によってそれぞれだと思いますが、
例えば…
・本当の自分を生きる決心ができる
・夫婦仲がよくない人の気持ちがわかる優しい人になれる
・愛してた人を手放す優しさを学べる
・次の結婚が上手くいくと、離婚をしていない人以上の喜びを得られる
などが挙げられます。
夫婦円満のプラス面もあれば、マイナス面もある。
夫婦円満のマイナス面も人によってそれぞれだと思いますが、
例えば…
・夫婦仲が良くない人の気持ちがわからなくなる
・友達を作るモチベーションが下がって、交友関係が狭まる
・パートナーに影響を受けすぎる
・夫婦円満であることが当たり前になりやすく、喜びを感じにくくなるかも
などが挙げられます。
「かわいそう」という言葉は、
出来事の二面性を無視して、マイナス面だけに焦点を当てている状態なんですね。
日本という豊かで安全な国に生まれた私たちは、貧しい国で生まれた人を「かわいそう」と思うかもしれない。
でも、見方を変えれば日本で生まれた私たちが「かわいそう」ってことになるんですね。
貧しく、安全ではない国に生まれ育つことのプラス面
・ハングリー精神が育つ
・ストレスを経験することにより、ストレス耐性がつく(科学的に証明されている)
・豊かさを手に入れたとき、その豊かさを当たり前だと思わないので、物凄い喜びを感じる
・安全な暮らしを手に入れたとき、その安全を当たり前だと思わないので、物凄い喜びを感じる
・他の貧しい国に生まれ育った人たちの気持ちが理解できる優しい人間になれる
豊かで安全な国に生まれ育つことのマイナス面
・ハングリー精神が育たない
・豊かで安全なことを当たり前だと思い、喜びを感じられない
・幸せのハードルが上がり、幸せを感じにくくなる
・ストレス耐性がつかないので、困難なことが起きたときに辛くなる
・貧しい国に生まれ育った人たちの気持ちが理解できない人になる
こうしてみると、
「かわいそうな存在」は日本に生まれた私たちであるかもしれないんですね。
豊かで安全な国に生まれたことで得たこともあれば、失ってることもあるわけです。
全ては捉え方次第。
プラス面に焦点を当てるのか、
マイナス面に焦点を当てるのか、
で「かわいそう」かどうかが違ってくる。
とすると、「かわいそう」な人はいないのかもしれない。
幼い時に亡くなった子どもを「かわいそう」だと思ったりするけど、
でも、本当にかわいそうかどうかって神様じゃないと判断できないことなのかもしれません。
亡くなった後にどうなるかなんて、神様しかわからないからです。
出来事には全て二面性があります。
だから安易に、
「親が離婚したからあの子はかわいそう」なんて思うのって偏った考え方なのかもしれないです。
不幸せな人は幸せかも、という記事 ↓
悲しみの深さ＝喜びの深さ終わりに
プラス面もマイナス面も同時に考えてみるって、結構大事なことだと思うので、
私は意識していきたいです☺️
みなさんはどう思いましたか？
読んでくれてありがとう！
出来事のプラス面もマイナス面も受け入れられる私たちでありますように🙏