Hello✨アメリカ在住ブロガーのサオリ・ジョーンズ(@kimagure_nomad)です。
旦那さんと1年に数ヶ月、きまぐれに海外ノマド生活をしています。
拠点のジョージア州アトランタ郊外の韓国カフェからお届けしています☺️
今回の記事はこんな人にオススメ↓
目次
ニュースを見ている人にオススメの本:「ニュースダイエット」
Photo by Ludovica Dri on Unsplash
みなさんはニュースを見るのが習慣になっていますか?
ヤフーニュースを見たり、
SNSで流れてくるニュースを見たり、
テレビのニュースを見たり、
新聞のウェブニュースを見るのが日課になっている人も多いんじゃないかな。
ニュースを見ると、頭が良くなった気がしませんか?
世界情勢を知ると、教養を得られた気がしますね。
ニュースのおかげで、世界や日本の今を知れた気がします。
ニュースを見ないと、
世界や社会から置いてけぼりになって、
周りの人にバカにされるかもしれないから、と不安になるときもあります。
でも、実はニュースって私たちの人生にプラスにならないんです。むしろかなりマイナスなっています。
実は私たちはニュースを読むことで時間や気力を失い、世界に対して間違った認識を持ってしまっていたんです💦
身体の健康は心の健康と同じ。
食事の90%を健康的なオーガニック食品にしても、10%の毒を飲み続けたら体調を崩しちゃいますよね。
心の健康も同じ。
心の中を90%のポジティブな考えで埋めても、10%の不安を煽るニュースのような「毒」を取り入れたら心が不安に負けてしまうんです😭
今回の記事では、メンタリストDaiGoさんがオススメしていた「ニュースダイエット」という本の内容を紹介します。
ニュースダイエットとは、ニュースを見ないこと。
アマゾンで高評価をされている本ですが、これからこの本はもっと注目を浴びていくと思います。
世間に広く知られる前に、私たちはニュースダイエットを先取りしちゃいましょう✨
時間を使うことは、命を燃やすこと
Photo by Paula Guerreiro on Unsplash
時間は命です。
そして私たちの命は限られています。
なのでなるべく、私たちに本当に大切なことだけに命を燃やしたいですよね。
この記事を読んでニュースダイエットを実行すれば、残りの人生の何十時間、何百時間、あるいは何千時間を無駄にしなくてすみますよ🗞
得られた時間であなたが本当に好きなこと、やりたいことができますよ🏖
ニュースダイエットをすべき理由 : ニュースは「身体に毒」だから
Photo by Kinga Cichewicz on Unsplash
私たち人間はポジティブな情報より、ネガティブな情報に注目する性質を持っています。
身の危険を守って、生き残るためには必要な性質だったからです。
これはネガティビティバイアスと呼ばれるもの。
ネガテビティバイアスについて – 絶対に知っておいたほうがいい記事↓
【重要】あなたがネガティブになっちゃう理由【ネガティブは気分。ポジティブは意思。】つまり、「悪いことは、良いことよりも重要」だと感じてしまうのが私たち。
ニュースメディアは、私たちのこの性質を巧みに利用して、ショッキングな記事で読者の注目を集めています。
そしてメディアの思惑通りに、私たちがニュースに注目してしまうとどうなるのでしょうか?
ニュースは自律神経のひとつである、「交感神経」を休ませない。
感情を乱されるような話を見聞きすると、そのたびにストレスホルモンである「コルチゾール」が放出される。
血液中にコルチゾールが放出されると、その量の多寡にかかわらず、免疫システムは弱まり、成長ホルモンの生成も妨げられる。
ニュースを消費するとあなたの身体はストレスにさらされる。
慢性的なストレスは、消化不良や成長障害、いら立ちを引き起こすほか、感染症に対する抵抗力を弱める原因にもなる。
ニュースの消費によって不安症状が現れたり、攻撃性が高まったり、ものごとを見る視野が狭くなったり、感情的に鈍感になったりといった副作用が生じることもある。
つまり、ニュースの消費者は自分の心身の健康を危険にさらしているのである。
- ニュースを読むと、美容に悪い
ニュースは感情を乱されるような記事ばかり。
そういったニュースを消費すると、私たちのストレスになってしまいます。
ちなみに、成長ホルモンは美容にかかせないもの。
脂肪を分解したり、美肌を作ったり、アンチエイジング、髪の毛の発育に必要です。
つまり感情が乱されるニュースを見ると、ブスになっちゃうってこと…
そんなのヤダよー😭
- ニュースを読むと免疫力が落ちて、感染症にかかりやすくなる
自分の健康のためにコロナのニュースを見ると、逆に免疫が落ちてしまうんですね😢
- ニュースを読むと、あなたの悩みが深刻化する
さらに、ネガティブなニュースは個人的な心配ごとを深刻化させることが証明されているそうです。
ニュースの内容が自分の心配ごとと何の関係がなくても、悪影響が出ます。
- ニュースを読むと、「意思力」が弱まり先延ばししてしまう
そして、
私たちが健康的な生活を送って、
パートナーと良好な関係を築き、
ダイエットを成功させるにも、
仕事の生産性を上げるためにも「意思力」が必要です。
でも、ストレスが増えるにつれて私たちの「意思力」は弱まってしまい、
すべき行動を先延ばししてしまうのです😱
ニュースを見る
↓
意思力が弱まる
↓
さらにダラダラとネットサーフィンをして、ニュースを大量に消費する
↓
意思力が弱まる
↓
ダラダラとネットサーフィン
こんな感じの悪循環になっちゃいます。
ニュースダイエットをすべき理由 : ニュースはあなたとは「無関係」だから
Photo by Obi Onyeador on Unsplash
普段ニュースを読む人は、ニュースウェブサイト、テレビニュース、SNSで流れてくるニュースを含めて、平均で1年間に2万本のニュースを消費します。
1日あたり約60本を読んでいる計算です。
ここでニュースダイエット の筆者からあなたへ質問です。
どうでしょうか?
筆者が質問した人の中で、役に立った記事が2本以上と答えた人はいないそうです。
あなたの人生における重要なこととニュースには、なんの関連もない。
ニュースは楽しめる場合もあるが、基本的にはなんの役にも立たない。
だがそれを認めることへの心理的抵抗の大きさから、この事実を受け入れられない人は多い。
それでも、考えてみてほしい。
予想に反して、あなたが自分の人生を上向きにしてくれるようなニュースに実際出会ったとしても、
そのニュースを知らなければあなたの人生はもっと悪くなっていただろうと思えるような報道があったとしても、
そのたったひとつのトリュフを見つけるために、あなたの脳はどれほど多くのがらくたを取り込まなければならないだろうか。
そう、自分にとって価値があるニュースだけを見つけようと思ったら、価値がないニュースも見なきゃいけないことになります。
価値がないニュースを見ると、大切な時間も減るし、ストレスで心身に悪影響がでます。
そして、「この情報は私にとって価値があるのか?」といちいち判断していたら、脳が疲れてしまって、本当に大切なことに生産的になれなくなります。
筆者のオススメはニュースダイエットをして、完全にニュースを断ち切ることです。
- 「報じられてない出来事」のほうが、重要度は高い
じゃあ、ニュースが重要かどうか、あなたに関係しているのかどうかをプロにまかせられるでしょうか?
実は、ジャーナリストはニュースが重要なことかどうかの判断に長けていません。
例えば、20世紀の最大の発明品の一つのインターネットブラウザ。
私たちの生活を変えた発明品です。
初めてのブラウザ、「モザイク」は1993年に登場しましたが、ニュースでは取り上げられませんでした。
その時にニュースが報道していたのは、イスラエルの首相がアメリカの大統領を訪問したこと、ローマ教皇が肩関節を折ったことなど。
つまり、ジャーナリストもニュース消費者も、重要な出来事を見出す感覚気管は持ち合わせていないのです。
それどころか、ニュースの重要度とメディアの関心度の高さは反比例していると著者は言っています。
ニュースでさかんに報じられる出来事ほど、重要度は低いのです。
実は、報じられていない出来事ほど、重要度は高い場合が多いのです。
あなたの重要事項をメディアの重要事項と混同してはならない。
メディアにとって、読者の目を引くものは全て重要なのだ。
メディアは私たちにとって無関係なニュースを重要なことと称して私たちに提供しているのだ。
- あなただけのテレビニュースを編成してみよう
あなたにとって重要なことを明確にするためには、あなたの個人的なテレビニュースを編成してみるといいそうです。
あなたの個人的なテレビニュースを編成すれば、あなたにとって重要なものとそうでないものがわかります。
私たちの重要事項は、他の人にとっての重要事項とは何の関係のないものです。
ましてや、世界規模のニュースは私たちの生活とは全く関係のないこと。
ですが、ほとんどの人はいわゆる「ワールドニュース」は最初から重要だと頭から決めてかかっています。
しかし、それは誤りです。
ニュースダイエットをすべき理由 : ニュースは「能力の輪」の外にある
Photo by Fábio Lucas on Unsplash
みなさんは「能力の輪」って聞いたことがありますか?
アメリカで1000億ドル以上の資産を所有し、
投資の神様と言われているウォーレン・バフェットが使用している概念です。
バフェットの人生訓がこちら↓
IBMの初代社長トム・ワトソンも自身についてこう述べています。
自分の「能力の輪」に常に一貫してピントを合わせてキャリアを築けば、金銭的な成果を得れて時間も大幅に節約できます。
「能力の輪」の境界がわかっていれば、注意を向けるべきものと向けるべきでないものを、その都度見極めなくてすみます。
これがメディアが発する情報の選別にも役に立つんですね!👏
あなたの「能力の輪」の内側にある情報はどれも価値があるものばかりだが、「能力の輪」の外側にある情報はすべて無視したほうがいい。
「能力の輪」の外にある情報を消費するのは時間の無駄になるばかりか、あなたの集中力を低下させる原因になる。
- 「広い知識」よりも「深い知識」を身につける
「能力の輪」はどうしてそんなに大事なのでしょうか?
今日、私たちが職業的な成功をおさめられるのは、少数の例外をのぞいて、特定の分野の専門分野をきわめたときだけだからです。
その分野におけるあなたの知識が深ければ深いほど、能力が高ければ高いほど、あなたの成功の度合いも大きくなります。
つまり私たちは、
「専門バカ」になるか、「敗者」になるかの二択しかないと著者は言っています。
「専門バカ」とは言い換えると、「名人」のことです。
あなたが建築家だったら、専門誌や専門書は読むべきだ。
改正された建築法規や今後の法改正の見込みについても知っておかなくてはならない。
どんな分野でも、「能力の輪」の内側に属する専門メディアには必ず目を通すべきだが、「能力の輪」の外側にあるのは無視するのが一番だ。
常に「能力の輪」を意識しながら生活すると、メディアで見たり聞いたりすることの99%はあなたには無関係だと気づくだろう。
脳を覆うがらくたの数が多くなると、そのぶんあなたが本当に知らなければならない情報のための場所が少なくなる。
不要なものは切り捨ててしまおう。
ニュースを読むデメリット1
- ストレスになり、身体と心に毒
- 免疫システムが弱まり、感染症にかかりやすくなる
- 成長ホルモンの生成が妨げられて、美容に良くない&老化する
- いら立ち、消化不良、成長障害を引き起こす可能性がある
- 不安症状が現れたり、攻撃性が高まったり、ものごとを見る視野が狭くなったり、感情的に鈍感になったりする可能性がある
- 個人的な問題が深刻化する
- 意思力が弱まるので、ダイエットを続けにくい&物事を先延ばししやすくなる
- ニュースはあなたに無関係なので、時間の無駄になる
- ニュースでは本当に重要なことは報道されないので、頭にがらくたを入れることになる
- 集中力が減る
- 「能力の輪」の内側の情報を得れる時間が減り、仕事で成功しにくくなる
ニュースダイエットのメリット 1
普段からニュースを読むのを習慣にしている人がニュースダイエットをしたときのメリットは多大です。
- 不必要なストレスが避けられて、健康に良い
- 美容、アンチエイジングに良い
- 意思力が増えて、先延ばししにくくなる
- 意思力が増えて、ダイエットの成功率が上がる
- 個人的な問題を深刻化させなくてすむ
- 不安になりにくくなる
- 自由な時間が増える
- 自分にとって本当に重要な情報を取り入れる時間ができる
- 集中力が増す
- 「能力の輪」の内側の情報を得れる時間が増えて、仕事で成功しやすくなる
行動してみよう / Action Plans
- テレビ、SNS、ウェブニュースを見ないようにする
- 知識を得るときは、ニュースのような断片的な情報ではなく、長い、体系化された本から学ぶようにする
- 自分の個人的なテレビニュース番組を編成してみる
- 自分にとって重要なこと以外は無視する
- 自分の「能力の輪」はどこなのか考えてみる
- 「能力の輪」の外のことは情報をいれない
- 「能力の輪」の内のことだけ情報を入れる
ニュースを見ることは、予想以上に私たちの人生のマイナスなんですね。
私はニュースは自分の心の害になると判断したので、なるべく見ないようにしています。
友達や知り合いと話すと、不安が強いなぁと感じる人がいます。
だいたい不安が強い人は、ニュースを見ている人なんですよね💦
「ニュース見てて、心の健康は大丈夫?」と勝手に心配している私でした😅
少しでも参考になれば嬉しいです。
以上が
ニュースを見ると、あなたの人生の質が低下する【本: ニュースダイエットの要約1】
でした。
読んでくれてありがとう!
ニュースダイエットで、あなたの本当の喜びに集中できる日になりますように✨