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母と子

ワンオペ育児が珍しくない社会って…

by Saori

アメリカ在住ブロガーのサオリ・ジョーンズ(@kimagure_nomad)です。

 

毎日を幸せに過ごせるような考え方や、最高のパートナーシップを築く方法、ポジティブになれる知識をシェアしています。

今回の記事はこんな人にオススメ↓

赤ちゃんが産まれてから1ヶ月以上が経ちました。

 

 

前々から感じていたけど、

子育てを1ヶ月間近くしてみて改めて思った…。

それは…

子育ては1人でするものじゃない!!!

 

赤ちゃんの面倒を見るの…1人じゃ辛いよ!無理だよ!

ってことです。

ワンオペ育児で頑張っている人は精神的にも身体的にも本当に辛いはず。

 

そして、ワンオペ育児が珍しくない日本の社会っておかしい!

 

だってそれは、女性に精神的にも身体的にも無理させてる社会だから。

今回はアメリカで暮らす私が、

旦那さんと一緒に子育てをして感じた日本社会への疑問をシェアします。

最後に、ワンオペ育児をしなくてすむ方法についても考えてみました。

目次

ワンオペ育児が珍しくない社会って…

クマの帽子をかぶった赤ちゃん

まず、

うちの産後1ヶ月の家庭環境について。

アメリカ人の旦那さんはミニリタイア中なので、家事と育児をフルタイムでしています。

 

産後のダメージがひどくてキッチンまで歩くのも辛かったので、旦那さんはほぼ毎食ベッドに私の食事を運んできてくれました。

(妊娠中に2人でラザニアや焼きうどんとかを大量に料理して、冷凍しておいて本当に良かった!この準備が無かったら大変だった〜)

 

 

 

食事の用意の他にも、洗い物(食洗機)、洗濯(乾燥機アリ)、芝刈り、掃除(ルンバ)など旦那さんがしてくれていました。

慣れない赤ちゃんのお世話は2人で協力してなんとかやっていけた感じです。

新生児は3時間ごとにお腹が空くので、夜中もお世話が必要。

 

 

ということで、夜に強めな私が午後10時と午前1時のお世話を担当して、

旦那さんは午後9時ごろに寝て、午前4時と7時のお世話を担当。

 

私も旦那さんも赤ちゃんと同じ部屋だと泣き声で起きてしまうので、寝るときは寝室を別にしています。

 

この協力体制のおかげで、私も旦那さんも寝不足にならなくてすんでいました。

ワンオペ育児だったら睡眠不足で本当に大変でしょうね…

さらに、週に1、2回は義理のお母さんが数時間ベビーシッターをしてくれました。

 

近くに住む叔母は重箱に赤飯など料理を詰めてもってきてくれました。

 

家族の協力はありがたいですね。

ワンオペ育児は精神的にも身体的にも辛すぎるはず

こうやって周りの人と一緒に子育てをしてみてわかった!

「ワンオペ育児は、精神的にも身体的にも辛すぎるはず!」

 

 

 

もちろん頑張れば私でもワンオペ育児はできるはず。

だって、やらなかったら赤ちゃんは生きていけないですからね。

母親に子育てをしないという選択はありません。

寝不足になりながら、必死になりながら、精神的にも肉体的にも我慢してやることになるでしょう。

 

 

そんな状態だと、子育てを楽しむ心の余裕を1日中持つことは難しいでしょう。

(ワンオペ育児を楽しくできている女性もいるかもしれないですが、少数派でしょうね。)

ワンオペ育児をしている女性は約4割

赤ちゃんの足

うちの母は、父から育児の協力が得られずにワンオペ育児をしたと言っていました。


眠くて眠くて、赤ちゃんに「早く大きくなってくれ〜」と思いながら育てたそうです。

私が「(お父さんが育児をしないなんて)それはひどい!子育てって1人でするもんじゃないでしょ」と言うと、

 

母は

「でもその頃は、他のお母さんもみんな、そうやって子どもを育ててたのよ」

つまり、その頃はワンオペ育児が当たり前だったと母は言うわけです。

そして今も「ワンオペ育児」という言葉はよく聞きますよね。


ググったら、なんと日本女性の4割程がワンオペ育児をしていると感じているそうな。

約40%の女性が辛い思いをしながら子育てしているなんて…。

実際に、「子育て」という言葉をGoogle検索してみると…

子育てという言葉の検索結果

「疲れた、やめたい、しんどい、うつ、楽しくない

などのネガティブな言葉が表示されます。

 

日本女性が子育てを辛いと感じている理由って、

ワンオペ育児が大きな原因じゃないのかな?と私は思います。

 

こんなワンオペ育児が珍しくない社会っておかしい!!!!!
 
それはつまり、女性に身体的にも精神的にも無理させて当たり前だって社会ってことだから!

(ワンオペ育児をしているのは殆ど女性ですよね)

 

 

非常に悲しい現状ですね。

もっと女性が余裕を持って、楽しく幸せに子育てができるようになってほしい!

ママのワンオペ育児が蔓延る理由を調べてみると…

父親の長時間労働、性別役割分業主義、夫婦の学歴や収入の差などが挙げられていました。

 

 

日本政府よ、もっとママをサポートしてあげてくれ!

会社で父親が育休を取るのを法律で義務化するとか。

シングルマザーにはベビーシッターを雇うための給付金を出してあげるとか。

 

でも政府に変わってもらうのを待っていたら何年かかるかわかりません。

 

なので、心の余裕を持って育児をするために、女性が自分でできることを考えてみました。

ワンオペ育児をしなくてすむ方法

じゃあ、ワンオペ育児で自分に無理をさせないためにはどうしたらいいのか?


幸せな子育てをするにはどうしたらいい?

そのためには

まずは

子育て=大変

だと思い込まない!

自分の幸せを諦めないこと!

自分が犠牲になって当然と思わないこと!

 

母親がワンオペ育児をしていたのを見てきたからって、自分もワンオペ育児で頑張らなきゃと思い込まないこと。

 

子育ては大変で当たり前だと思い込んだら、そこで思考停止しちゃうので。

(もちろんワンオペ育児をしていて幸せなら、全然良いと思います!)
 

どうやったら私は幸せに楽しく子育てができるだろう?

と考えて行動するのが第一のステップですよね。

 

ワンオペ育児をしなくていいようにする方法の一例:
 

できれば子育てが始まる数年前から計画しておくといいですね。

もう子育てが始まっている人も諦めないでほしいです!

 

私は、何年も前から「子育てで自分が大変になるのは絶対ヤダ!余裕を持って幸せに子育てがしたい」と決めていました。

 

私はストレスに弱いし、根性ないし、ガマンしたくないしできないから、1人で子育てをしたら幸せでいられないとわかっていました。

 

 

なので、子どもを産む何年も前から、楽に子育てをする準備をしていたんです。

旦那さんにミニリタイアを勧めたのも、一緒に子育てをしてほしかったから。

アメリカで義理の両親の近くに家を購入したのも、子育てに協力してもらうため。

 

こうした準備のおかげで、新生児がいても睡眠時間をたっぷり確保できています。

 

産後もゆっくり休むことができました。

身体的にも精神的にも余裕があるので、「子育ては大変」というよりも「子育ては楽しい」と感じられています。

 

 

 

自分を犠牲にしない姿勢、
自分の幸せを後回しにしない姿勢って本当に大事だと思います!
 
 
あなたは幸せになるべき存在なので。

 

そして、ママが幸せだと、子どもも幸せですから。

終わりに

読んでくれてありがとう!

 

「子育ては大変」から「子育ては楽しい」という認識が、もっと日本で広まりますように。

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